意思伝達装置の適用と取り扱い方 1.「レッツチャット」 →メーカーの説明WEBへ 「伝の心」をポータブルにしたような機器で、文字はタッチでなく、スイッチで選択する。 2.「伝の心」:文字、あるいは文字群を自動スキャンしながらスイッチによって選択する。 文書の作成、発声、メイル、テレビなどの電子機器のコントロールができる。 症状が進行し、手足の一部しか運動機能が残らない患者が多く使う装置。 (貸出機の「伝の心」の基本構成は、本体、スイッチアダプタ、スイッチの3点) 「伝の心」の画面構成(シミュレーションできます)、「伝の心」メーカー 2−1.スイッチアダプタ(スイッチとパソコンの間に接続) 1入力タイプ:RS232Cアダプタ:USB-RSAQ3(I・O DATA) 多入力タイプ:なんでもスイッチ(テクノツール社製) 2−2.スイッチの用い方 スイッチは一般のマウスを改造したもので左、右、中央の3カ所のスイッチのどれを押しても 作動します。指を押しやすい位置にセットしてお使いください。→内部構造 (発砲スチロールやテープなどを付加して、使いやすいよう工夫してください) ご自分でいろいろなスイッチを入手・工夫して用いる例→説明書(川村義肢梶j *下記は申請し、購入する場合のオプション(業者と折衝願います)となります。 2−3.高感度スイッチ 使用者の意思による身体の1部のわずかな動きをピエゾ(圧電)素子、光電センサ、エアバッグ、スポンジセンサの いずれかを用いて「伝の心」を操作するもの。センサ類→カタログ(パシフィックサプライ) 2−4.テレビ、DVD操作→なんでもIR(テクノツール社製) 「伝の心」からご家庭のテレビやDVDなどの赤外線リモコン機器をワイヤレスで操作するもの。 リモコン登録スタートガイド→説明書(日立ケ-イーシステムズ) 2−5.メール、インターネット 貸出機器はウイルスチェックソフトが付帯されていないため、原則これに対応できません。 3.「こころかさね」:→クイックガイド 顔の額にセンサが搭載されたバンドを装着し、意思表示を想定した脳波や筋電位信号を 捕えて円パターンで大きさ・色・位置移動方向を表現して患者の意思表示を読み取るもの。 患者自身がパターンを見ながら制御することができ、ゲーム感覚で意思表示の意欲を持たせ られるのが大きな特長。手足の運動機能が全く失われ、重度症状の患者に試みさせたい装置。