1.レスパイトケアとは ・一時入院 乳幼児や障害者、高齢者などを在宅でケアしている家族を癒やすため、一時的 にケアを代替し、リフレッシュを図ってもらう家族支援サービス。しかし、ALS障害 を持った方にとって、家族以外の方に介護を委託することになり、 それなりの準備 と心構えが必要となります。緊急時にも利用したいところですが、現状では、受け 入れ場所が離れすぎている、装置や備品の備えが万全でない、コミュニケーション 不安などで、利用されるケースがまだ少ないという課題を抱えています。 ●入院できる期間:20日以内(延長が必要と認められた場合は、1ケ月以内) ●利用回数:同一年度で3回以内(利用回数の少ない患者を優先する) ●申請窓口:居住地の健康福祉センター(保健課)及び市保健所 ・在宅レスパイト(2022/4/1より施行) 患者の移送が困難等で一時入院が難しい場合→要領 2.受け入れ機関(2022年度) 現在千葉県では下記の医療機関で受け入れています。→千葉県在宅難病患者一時入院事業実施要綱 千葉東病院(千葉市)、新八千代病院(八千代市)、 東松戸病院(松戸市)、 さんむ医療センター(山武市)、 船橋総合病院(船橋市)、セコメディック病院(船橋市)、 成田赤十字病院(成田市)、館山病院(館山市)、 北総白井病院(白井市)、兒玉病院(松戸市) 帝京大学ちば総合医療センター(市原市)、下志津病院(四街道市)、 県立佐原病院(香取市)、おおたかの森病院 3.情報 ・千葉県難病相談・支援センターだより→概要と調査(平成24年12月第15号) ・千葉県難病相談・支援センターだより→千葉東病院の場合(平成22年3月第7号) 4.気付点 ・病床の空き状況等により、希望期間に沿えない場合がある。 ・土日、祝日、年末年始等を除いた数日前までに申請する必要あり。 ・病状悪化等により治療が必要になった場合は、一時入院ではなく治療入院となり、転院となる。 ・個人で必要な備品、装置(呼吸器など)は持参すること。 ・伝達装置(文字盤)などは病院側で対応できるかどうかの問い合わせは必要。 (コミュニケーションのためのパソコン持込は可能) ・テレビの視聴は有料なので介護者が利用カードを購入し、機器操作する必要がある。 5.その他 ・レスパイトに関する意見・感想 病院スタッフ1 病院スタッフ2 ある家族の感想1 ある家族の感想2 H28レスパイト調査(新潟)