1.パソコンとスイッチを使用する装置センサを用いる高機能装置
  患者の意思信号からパソコン画面のメニューを選択し、意思表示するもの。
 1−1〔ソフトが組み込まれた装置〕:給付申請の対象となる装置
	・「伝の心」日立ケーイーシステムス:初心者も少しの訓練で使える→購入前ガイド
	・「話想」SRD:タッチパネル式本体とモニター画面が使え、「伝の心」より簡易化。
	・「レッツチャット 」 画面の文字やシンボルを外部スイッチで選択し、合成音声での読み上げ、プリントアウトができる。
	  長い文書保存はできないが、テレビリモコン機能も内蔵し、呼出ブザーも併用可能。

 1−2〔アプリケーションソフト〕:但し、機器は自費となる
	・「オペレートナビ」テクノツール:EXCEL,WORDを使う方に向いている
	・「トーキングエイド for iPad 」 iPadの画面をタッチ、またはワイヤレススイッチを使って文字やシンボルを選択し、
	  合成音声での読み上げやメイルができる。
	・「AT-Scan 」 タブレット、またはスマートフォンを用い、画面をタッチして文字やシンボルを選択し、
	  文字入力や各種のリモコン操作ができる。Facebookによるメッセージのやり取りもできる。
	  インターネットで安価にダウンロードでき、自宅以外でも使えるのがメリット。
	  タッチ操作が困難な方にはオプションのワイヤレススイッチで操作も可能。
	・「ハーティーラダー(HertyLadder) 」 WidowsXpからWindows8まで広く対応して常に改良を重ねている。
	  吉村氏とその仲間の製作ソフト。無料でダウンロードでき、すでにパソコンを持っている方にお勧め。
	  スイッチ操作だけでなく、視線入力にも対応しているバージョンもある。

  *上記のソフト類は選択スイッチ操作となりますが、WEB上でスイッチ操作模擬体験できます。→SW選択型WEB
  *スイッチについては→スイッチ詳細 →サポート業者

2.接続アダプター(スイッチとパソコンを仲介:USB接続)
	・1入力タイプ:
		USB-RS-232C変換アダプターを利用:USB-RSAQ3
		RS-232Cとスイッチの接続は→接続写真
	・多入力タイプ:
		「なんでもスイッチ」(テクノツール社製)
		「できマウス」:最大12ケの多入力スイッチタイプで、機能を自由に設定、ワイヤレスも可能。
	・ワイヤレスタイプ:
		「ワイヤレススイッチボックス」:「トーキングエイド for iPad」にも使える。
		「なんでもIR2」:TVなど家電製品を操作することができる。

3.介護者を介し、パソコンを使用する場合
	記録できる文字盤
	文字が書かれた板を患者に見せ、どの文字に視線や顔の一部が反応しているかを読み取っていく。
	透明なアクリル板か塩化ビニール板を用い、患者とヘルパーの間に置いて読み取る方式が主流
	→エアペン文字盤(心たっち)文字盤入門透明盤の使い方

4.音声や筆談を補助する機器
 4−1 トーキングエイドカタログ
	アプリケーションソフトを iPadにインストールして使用する。テキスト入力版、シンボル入力版がある。
	指によるスライド操作だけでなく、ワイヤレスでスイッチのみでの操作もできる。
 4−2 レッツ・チャット
	スイッチを接続し文(360文字以内)を作成・記録(10文以下)し、音声にも変えられる。
	その他、ワイヤレスコール、プリントアウトができ、テレビのリモコン機能もある。
 4−3 呼べ出しベル:ワイヤレスコールその他
 4−4 音声合成ソフトで自分の声を作る→ウォンツ

5.その他
 ・支部の機器→概要
 ・ブログ→「異なる身体のもとでの交信」
 ・導入ガイドライン→「重度障害者用意思伝達装置」